~指圧と高血圧の書籍より~
田中氏は56才の会社経営者です。せっかちでイライラしやすく、仕事柄ストレスを感じることが多い毎日を送っています。若いころから酒豪でしたが、50才のとき高血圧と診断され医師から酒を控えるようにと注意されました。
そのとき以来、降圧剤を服用しています。肩はこるが、高血圧による合併症はないとのこと。
去年から今年にかけての年末年始に宴会が続き、酒を飲む機会が増えました。その後、胃がもたれ頭が重くなり、普段とは違う感じがしたため、血圧を計ったところ、最大血圧180~最小血圧120と非常に高くなっており高血圧の疑いがありました。
肩のこリもひどく高血圧の症状が指圧でよくならないかと来院しました。肩にさわってみると肩が盛り上がったようにこっていたので肩にある肩井というツボを押したところ、痛みがあります。背中にある脾余というツボを押すとおなかに響いて気持ちがよく、脛の外側の足三里のツボを押すと、頭の重さが軽くなる感じがしてきたと言います。田中氏の話から以上のようなストレスを解消させ水分代謝をよくするツボを中心に30分くらい指圧をしました。
2日後にまた来院したため、血圧を計ったところ、最大血圧155~最小血圧95に下がっていました。血圧はいまだ高めですがイライラすることが減ったと言います。その後、1週間に1度くらいの割合で来院し圧を続けていたところ、血圧も前ほど上がらなくなったので高血圧の症状もやわらぎ降圧剤も弱い薬に替わったと喜んでいます。健康って大事ですね。
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